2×4(ツーバイフォー)住宅

ツーバイフォーってなに?

 

ツーバイフォーとは、面構造による耐震性などの性能の高さに加え、設計・生産の品質が確保し易く、環境にやさしい木の住まいです。

木造であるツーバイフォー住宅は、日本の気候環境にもマッチ。37年余、安全で快適な住まいとして日本でも多くの皆様に愛され、ここ数年、年間約10万戸を超える建設があり、既に累計着工戸数は260万戸を突破しました。

ツーバイフォーのメリット


ツーバイフォー住宅の優れた特徴は、すべて「面構造」が基本となっています。

北米生まれツーバイフォー住宅では構造用製材でつくった枠組みに構造用合板を張り付けた「パネル」で床・壁・屋根を構成して建物を支えます。軸組工法は「柱」や「梁」などを点で結合するのに対し、ツーバイフォー工法は「面と線」により6面体で、建物を支えているわけです。

そして面構造にすることにより、主に下記のような3つの大きなメリットを提供できます。

【①高い耐震性】

ツーバイフォー住宅はあの阪神・淡路大震災にも全壊はゼロでした。

床・壁・屋根が一体となったモノコック構造のツーバイフォー住宅は、地震の揺れを6面体の建物全体で受け止めて力を分散させます。地震力が一部分に集中することがないため倒壊・損傷がなく、地震に対して抜群の強さを発揮します。

今後数十年以内に必ずくると言われている南海大地震。

ツーバイフォー住宅

枠組みされた木部分と構造用合板が「面」となって、揺れの力を受け止め、分散・吸収していることがわかります。

在来鉄骨軸組工法の住宅

加えた力が柱や接合部などに集中。部分的に負担がかかりやすい構造であることがわかります。

【②高い耐火性】

木は火に弱いとお考えではありませんか?

実はツーバイフォーの家は、耐火性にも優れています。火災時に木材自体は表面の炭化層によって燃え止り、強度の低下をくい止めます。

ツーバイフォー住宅の場合、火の通り道となる床や壁の内側において、枠組材などがファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断し、上階へ火が燃え広がるのをくい止めます。

また床根太、枠組材などが一定間隔で組まれている床や壁の内部構造は、防火区画がいくつもつくられているのと同じ状態です。この一つひとつの区画によって火の進行はさらに遅くなります。

火災時に防火被覆(せっこうボード)が万一突破されても、このように2重3重の防火機能をもつ「ファイヤーストップ構造」によって、ツーバイフォー住宅は初期消火の可能性が高く、火災時の被害を最小限に抑えます。

【③高い耐久性】

ツーバイフォー住宅では、ほとんどの構造用製材に含水率19%以下の日本農林規格に基づく乾燥材を使用。

さらに、さまざまな方法によって万全の湿気対策を行います。

湿気や結露への徹底した対策によって、ツーバイフォー住宅は耐久性を確保。永く暮らせる丈夫な住まいを実現します。

高知でツーバイフォーをお考えなら、お近くの組合員、もしくは高知県木協建材協同組合にお任せ

私たち高知県木協建材協同組合は国産材にこだわった木材を提供しており、当組合で取り扱うツーバイフォー住宅にももちろん、安心の国産材を使用しております。

また木材だけでなく当組合は他の住宅建材に関してもこだわりを提供し続けており、高知の皆様に安心、安全の住宅をお届けするお手伝いをさせていただきたいと考えております。